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遠き過去の小女の君に贈る

遠き過去の小女の君に贈る

誰かが、君の事を、書き残しておかなければ、君はこの世に生まれた価値さえもないだろう。
一人の夜に、君のことを偲んでいる、私だけど、胸の痛みは如何ばかりか、表現することさえ辛くなるから、想像に任せたいとおもいます。
今も尚、故郷の町で、病床に臥す、君の姿を思い浮かべては、涙ぐみそうになる。
病とは、不治の病なり。
今日まで生きていたことさえ不思議といわざるを得ない。
その逞しい生命力は、どこにあるのかと、問い掛けたくなるほどです。
心は、年々に豊かになろうとも、身は萎えていくばかりでしょう。
君の故郷は、三重県の玉城町の郊外と覚えている。
それを私は、太平洋を一望できる、ひなびた漁港のある町、高台の一軒家に貴女は住んでいた・・・という、そんな小説を書いてみたいと思っているのです。
遥か彼方に、太平洋の夕日を眺めながら、海の広さに心が豊かになっている貴女。
そんな貴女を、想像している私なのですから。
花よ咲け。
情熱の為せるままに。
貴女は詩人。
詩人のような手紙を書いてくださった人だから。
命ある限り生き抜いて欲しい。
気分穏やかな日には、手紙でも書いて下さい。
一通で良いのです。
まるで、心の内を、私にぶつけるように。
口付けさえも、抱かれたことさえない、君の人生は、まるで少女のままで止まっている。
そのことが、極上の美を作りだしているとしたら、何と悲しいドラマになるになるだろう。
どんなことでも良い、単純なことでも良い、バカバカしい話でもいいんだよ。
それだって、君の価値を下げたりするものではないのだから。
一通の手紙から、貴女の全てを悟り、それを私は、「永遠の処女」という題で小説を書いて、
貴女が、この世に生きた証明を残しておいて挙げたいと、そう思っているのです。

平成十二年十二月十五日夜・作
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プロフィール

白浜 砂夫

Author:白浜 砂夫
どうも ”しらはますなお” です。

岐阜県大垣市在住
昭和24年1月11日生まれ
67歳
B型

好きな歌人は、女性では与謝野晶子、男性では、島崎藤村、石川啄木です。詩や和歌や小説を書き始めて20年あまりになります。鹿鳴館を舞台にした小説を書いております。63歳にして一念発起してパソコンを始めました。ブログにも初挑戦です。

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