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短編小説・旅情という名の詩集1

短編小説・旅情という名の詩集1

それは偶然から始まった。
彼、北山孝夫が、市内にある高校の文芸部に講師として招かれてからだった。
孝夫の講和は、淡々と流れて行った。
孝夫は大勢の人の前で話すことも、少人数の人の前で話すことにも慣れている。
それは経験からきている。
それでも、人の心に残るののは、対話でしかないと思っている。
北山孝夫は、作家であり、詩歌人である。
彼が歌い上げる詩には、熱烈なフアンが少なからずいる。
歌人として、短歌の結社に入っていたこともあるが、主に、大手出版社の投稿派作家として筆を執って来た。
五年前、感ずるところがあって、電子出版、インターネットを利用した、詩、短編小説の発表に乗り出したのである。
彼、孝夫のように、激情的で、情熱のままに、一気に書き上げるタイプには合っているのだろう。
孝夫が常々、言ってはばからないのは、日本では、詩人の評価が低過ぎる。
もっと高く評価されても良いのではないか。

とある日のこと。
彼の友人であり、同業者でもある、南原三郎との会話から。
孝夫は執筆業だけでは食っていけないから、個人事業者として、骨董品、古物品、リサイクル品の販売を行なっている。
「そう、詩の持っている良さは、私もわかっているつもりです」
彼、三郎は詩歌人ではないけれど、詩が大好きだと言う。
「これからも、書き続けていって欲しい」
「ああ、世界の最高峰は、何もオリンピックだけではないからなあ。科学界に経済界。芸術界に文学界もある」
「それで、それで」
「日本の文学界よ世界の最高峰を目指せ」
と、吠えたのである。

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テーマ : 自作連載小説
ジャンル : 小説・文学

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プロフィール

白浜 砂夫

Author:白浜 砂夫
どうも ”しらはますなお” です。

岐阜県大垣市在住
昭和24年1月11日生まれ
67歳
B型

好きな歌人は、女性では与謝野晶子、男性では、島崎藤村、石川啄木です。詩や和歌や小説を書き始めて20年あまりになります。鹿鳴館を舞台にした小説を書いております。63歳にして一念発起してパソコンを始めました。ブログにも初挑戦です。

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