短編小説・旅情という名の詩集・予告編
近日より連載開始
内議
人は何故、旅に憧れ、旅を求め、旅に出るのか。
それは流離なのか、目的地の有る旅なのか。
山珂を愛する人もいるだろう。
方言を愛する人もいるだろう。
心の故郷とは何なのかと重ね合わせて、人の心の奥底に迫れたらどんなに良いだろうと思うのである。
それを、作家冥利だねと言われるのなら、そうであってほしい。
自らの経験、人生に流離い、旅に流離い続けた、旅路の果てにあるものを、問い続けることでもあるのだろうか。
ノンフィクション作家とは違う、世に問いかける、問題提示型の作家でありたいという野心が、再び私に、ペンを取らせようとしているのだ。
和歌『幾山川越えさり行かば寂しさの果てなむ国ぞ今日も旅ゆく』(若山牧水・作)
その寂しさの果てなむ国はどこにあるのか。
行動派、実践派の作家、白浜砂夫があなたの町に取材に現れたなら、声援下されば、これ程の喜びはありません。
2016年11月18日より、開始予定です。
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テーマ : 自作連載小説
ジャンル : 小説・文学