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短編小説・鹿鳴館の舞踏会・第四楽章『震動提示』1

短編小説・鹿鳴館の舞踏会・第四楽章『震動提示』1


        短編小説・鹿鳴館の舞踏会・序曲
        短編小説・鹿鳴館の舞踏会・第一楽章『問題提示』1
        短編小説・鹿鳴館の舞踏会・第一楽章『問題提示』2
        短編小説・鹿鳴館の舞踏会・第二楽章『主題提示』1
        短編小説・鹿鳴館の舞踏会・第二楽章『主題提示』2
        短編小説・鹿鳴館の舞踏会・第三楽章『展開提示』1
        短編小説・鹿鳴館の舞踏会・第三楽章『展開提示』2


沈丁花の花の咲く頃と言えば、追憶の季節とも言えるだろう。
愛する人を失い、愛しあった日々の喜びと、愛することの幸福を語り会え人に恵まれた人生、愛と別離の狭間で、溢れ来る涙とともに朝をむかえた、彼、九条喜一郎。
それでも、それでも、愛した人の為に、生き抜いていかなければならないのでしょうか。
愛することとは何なのか、愛されることとは何なのか、愛と別離の狭間で、もがき苦しむ人達よ、愛とはかくも重たきものなのでしょうか。
池に、石を投げてみよう。
池の水の波立様を見ることができるであろう。
嵐が吹き荒れれば、海岸に寄せては返す波もまた、激しいと言わざるを得ない。
愛しの民族よ、アフリカの大地を見捨てるように逃れてもいいのか。
祖国がどんなに苦境の中に有ろうとも、祖国を見捨てていいのだろうか、喜一郎の思案は続く。
嵐の中に立つ、吹き荒れる激動の嵐の中で、救国の英雄は出現してくる。
英雄とはそういうものだ。
古より、現代に続く世界史が、それを証明している。
やがて、アフリカ諸国にも救国の英雄が出現して、平和と繁栄をもたらしてくれるだろうと思えてならないのである。
「夜明け、前なのだ」
と、呟く喜一郎。窓越しから花壇を見る。何故か花々も、優しく微笑んいた。



[今後の予定]
震動提示・二
心曲、序曲と対比的に、我が心の内を、語るように、詠うように、書き上げたいと思っております。
次回予定、明治時代を強く明るく生きた女流作家達の生き様に迫るつもりです。
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テーマ : 自作連載小説
ジャンル : 小説・文学

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プロフィール

白浜 砂夫

Author:白浜 砂夫
どうも ”しらはますなお” です。

岐阜県大垣市在住
昭和24年1月11日生まれ
67歳
B型

好きな歌人は、女性では与謝野晶子、男性では、島崎藤村、石川啄木です。詩や和歌や小説を書き始めて20年あまりになります。鹿鳴館を舞台にした小説を書いております。63歳にして一念発起してパソコンを始めました。ブログにも初挑戦です。

最新出版物
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