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短編小説・鹿鳴館の舞踏会・第三楽章『展開提示』2

短編小説・鹿鳴館の舞踏会・第三楽章『展開提示』2


        短編小説・鹿鳴館の舞踏会・序曲
        短編小説・鹿鳴館の舞踏会・第一楽章『問題提示』1
        短編小説・鹿鳴館の舞踏会・第一楽章『問題提示』2
        短編小説・鹿鳴館の舞踏会・第二楽章『主題提示』1
        短編小説・鹿鳴館の舞踏会・第二楽章『主題提示』2
        短編小説・鹿鳴館の舞踏会・第三楽章『展開提示』1


2016年(平成28年)正月二日。
彼、喜一郎は、自宅の書斎に在った。
彼の心の中に、仄かに見えてくる灯。
その灯が、世界に新しい時代を連れてくるように思えてならないのだ。
21世紀を、女性の世紀、生命の賛歌の世紀と語る有識者もいる。
喜一郎には、彼なりの宿命があり、鹿鳴館にも宿命がある。
外交の主戦場として、結果を出して来た歴史がある。
また、その裏で、国境という垣根を越えて、友情と友情が、家族ぐるみの付き合いとなったことも語り伝えられている。
その中で、ロマンスが生まれては消えていったことは責めるべきものではないだろう。
それが、鹿鳴館の宿命なのだから。
さて、若かりし明治帝の和歌は、英訳、独訳されて、広く世界に紹介されている。
中でも、四海兄弟の和歌は、アメリカ合衆国第26代大統領ルーズベルトの感ずるところとなり、日露仲裁談判は、これが為、大いに効果を生じたる例さえある。
ルーズベルト大統領は、1901年より二期務め日露戦争の講和を斡旋、モロッコ問題も解決している。
新しい時代も、また、対話と寛容を求めて止まないのだろう。
女性の持つ生命への慈しみ、尊厳。
人間の持つ魂の賛歌。
永遠を高らかに詠い上げる哲学者の続出は、21世紀は女性の世紀、生命の賛歌の世紀と語る有識者は当を得ていると言うべきであろう。
世界に新しい時代は始まっているのだ。
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テーマ : 自作連載小説
ジャンル : 小説・文学

tag : 鹿鳴館 明治

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プロフィール

白浜 砂夫

Author:白浜 砂夫
どうも ”しらはますなお” です。

岐阜県大垣市在住
昭和24年1月11日生まれ
67歳
B型

好きな歌人は、女性では与謝野晶子、男性では、島崎藤村、石川啄木です。詩や和歌や小説を書き始めて20年あまりになります。鹿鳴館を舞台にした小説を書いております。63歳にして一念発起してパソコンを始めました。ブログにも初挑戦です。

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