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短編小説・鹿鳴館の舞踏会・第一楽章『問題提示』2

短編小説・鹿鳴館の舞踏会・第一楽章『問題提示』2


        短編小説・鹿鳴館の舞踏会・序曲
        短編小説・鹿鳴館の舞踏会・第一楽章『問題提示』1


さて、話題をリズムよく近未来から現実に戻そうではないか。
それも、電光石化の早業で成さねばならないと思うのである。
スピード、それは『三国志』に登場する、歴史上第一の名軍師・諸葛孔明の最も重視する所だ。
日本でも、武田信玄率いる甲州騎馬軍団も『早きこと風のごとし』と詠われている。
2016年(平成28年)元日から三が日。
世界は激動していた。
国際連合は動かざるを得なかったと言うべきであろう。
それは、中軸の持つ宿命と言ってもいいだろう。
宗教と民族の垣根を越えて、未来を拓いて行く為に。
一月三日、三ノ瀬太蔵は、二年前のある新聞の社説に、目を凝らしていた。

『日本、この六十年の積み重ねが財産だ。
これは重視した方が良い。
世界は、次第に戦争をしなくなっている。
戦争が出来なくなっていることを、理念的にも現実的にも認め始めている。
世界は、日本の考えに近付いて来ている』
   ---東京大学・船曳建夫教授---

「日本が積み上げてきた六十年の歴史。平和な国。それも歴史の持つ財産ということなのか」
と、太蔵。
呟きに変わるのである。
「これは、外交カードになりますよと、そう言っているようだ」
と、またまた呟きながら、天井を仰ぎ見るのである。
過ぎて一月四日。
三ノ瀬太蔵と、彼、喜一郎は、同じ五条川の橋の袂にある、喫茶『鹿鳴館』で会ったのである。
この店の常連客である有識者のあの人も、三ノ瀬太蔵も、同じ信州信濃の豪族の末裔であり、音楽、分ても、クラッシック音楽に詳しいと言うのは、運命のいたずらと言うべきものであろうか。

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テーマ : 自作連載小説
ジャンル : 小説・文学

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白浜 砂夫

Author:白浜 砂夫
どうも ”しらはますなお” です。

岐阜県大垣市在住
昭和24年1月11日生まれ
67歳
B型

好きな歌人は、女性では与謝野晶子、男性では、島崎藤村、石川啄木です。詩や和歌や小説を書き始めて20年あまりになります。鹿鳴館を舞台にした小説を書いております。63歳にして一念発起してパソコンを始めました。ブログにも初挑戦です。

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