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短編小説・美しき魔性の女、最終編(了)

短編小説・美しき魔性の女、最終編(了)

                                   短編小説・美しき魔性の女、最終編(一)

                                   短編小説・美しき魔性の女、最終編(二)

   
今、再びの熱き思いを込めて、万理子は、幼稚園児たち、保育児たちと、
室内遊戯をしていた。有り難う、有り難う、あなたたちよ。
あなた達を育んだ日々は、あなた達から多くのことを学んだ日々だったんです。
「万理子先生、万理子先生」
と、甘えてくる童子たち。
「ハイ、ハイ」
と、答える万理子。有り難う、五条先生、先生は、私を、こんなに素晴らしい仕事に導き、
又、良き指導をしてくださいました。その後は、この学園に引っ張ってくださり、お礼の言葉も見つかりません。童子たちとの、室内遊戯のなかで、まるで沸き出ずる泉のように、感謝の心に満ちていたのである。
それから、少し日々は流れて、元旦には少し日のある間の時期、
万理子は、山梨県の、富士山の麓にある本栖湖に来ていた。
何時もの様に、諏訪湖を訪れ、今回初めて、この本栖湖まで足を伸ばしたのである
本栖湖、富士五湖の一つで、面積五平方キロメートル、最大深度百二十二メートル。
九条喜一郎も、別れた、元夫も、早々、初恋のあの人も、こよなく愛した湖、。
美しきリズムや、メロデーイが、思い出を呼び覚ますのか、熱き情熱が思い出を連れてくるのか。(美しき思い出の本栖湖よ)(慕情の本栖湖)
「ああ、ピアノよ、如何してこんなにも私を泣かせるの」
と、湖面に呟く万理子。
一月二十一日、理事長選出選挙。浮かびくるは、良い野心を持て、それが人を美しくも、強くもする。と言った、九条喜一郎の言葉。
何事に置いても、勝負ごとは勝たねばならないが、大切なことは、勝っても負けても、志を持ち続けられるかどうかではないだろうか。と語ってくださった五条先生。
湖は、数々の思い出を浮かべて優しく微笑んでいた
「世界に通用する、一流の音楽家や、ピアニスト達を、育てて見せる」
と、湖面に語る万理子。
満天の星空の下、月明かりは、万理子を照らしていた。



(了)
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プロフィール

白浜 砂夫

Author:白浜 砂夫
どうも ”しらはますなお” です。

岐阜県大垣市在住
昭和24年1月11日生まれ
67歳
B型

好きな歌人は、女性では与謝野晶子、男性では、島崎藤村、石川啄木です。詩や和歌や小説を書き始めて20年あまりになります。鹿鳴館を舞台にした小説を書いております。63歳にして一念発起してパソコンを始めました。ブログにも初挑戦です。

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