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短編小説・女相場師・五条愛子2

短編小説・女相場師・五条愛子2

                                   短編小説・女相場師・五条愛子1

   
(アジアの中のスイス)日本は死んだのか?
名古屋市、熱田区の堀川に架かる五条橋、白鳥橋のような大きな橋ではないが、名こそ惜しめと、厳として存在していた。
愛子の生家はその近くにあったのである。
美濃路、所謂、関が原宿、垂井宿、大垣宿、を経て、清洲宿、宮(熱田)宿へと続いていく。江戸時代には、朝鮮通信使も通ったのである。
歴史は語らないけれども、過去と未来を架ける橋でもある。
戦国乱世の如く、あるものは成果を得、静かに去り、あるものは、うたかたのアワのように消えていった。
売りの金富士紡、玉ネギダラー、岐阜ダラー、大垣ダラー、等々、相場師たちが活躍したのも、この地方ならでのことである。。
大川証券は、この繊維の街、一宮市の一角にあった。
一宮といえば、七夕祭りで有名である。
五条愛子の愛は、七夕祭りのようなものなのか、純愛のようなものなのか、不倫の愛なのか、激情の愛なのか、それは後々のこととしておこう。
一宮市郊外の、越(おこし)に近い、とある喫茶店、一宮はモー二ングサービス、発祥の地である。
二人の相場師の会話。
相場師は時代を読む、時代の先までも読める相場師もいる。そうでなければ、株式市場で勝つことはできない。
「芦田首相がめざしたものは」
「それは、オーストラリアであろう。欧州の永世中立国であろう」
「同じ、ドイツ、イタリアの敗戦国でありながら」
「人は、自らの生きる道を探るように、国もまた、国家として生きていく道を探し続けていくものなのかもしれない」
「風説に聞く、東洋のスイスと語る、芦田首相のめざしたものはオーストラリア」
「まずな」
「では、東洋のスイス」
「違う、再軍備だ」
「え、どうして」
「株式市場と同じだ」
「逆に動くと言うことですね」
「そうだ、君も相場師らしくなってきたねえ」
「有り難うございます、今日のコーヒーはおいしい」
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プロフィール

白浜 砂夫

Author:白浜 砂夫
どうも ”しらはますなお” です。

岐阜県大垣市在住
昭和24年1月11日生まれ
67歳
B型

好きな歌人は、女性では与謝野晶子、男性では、島崎藤村、石川啄木です。詩や和歌や小説を書き始めて20年あまりになります。鹿鳴館を舞台にした小説を書いております。63歳にして一念発起してパソコンを始めました。ブログにも初挑戦です。

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