スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

短編小説・美しき魔性の女、最終編(二)

短編小説・美しき魔性の女、最終編(二)

                                   短編小説・美しき魔性の女、最終編(一)

   
美しき魔性の女達よ、それは誰か。
それは深窓の麗人、貴女達は、誰も入れない高貴なる一室にある深窓から、何を求め、何を見通し、何を訪ねようとしているのか?
安田万理子、貴女は安田財閥(コンツエル)の末裔、何の為に戦うのか。
万理子が学生時代に、幼稚園教員の免許を取り、結婚、やがて、波乱のうちに離婚と移ってゆく。
一庶民として、一庶民の心を友として、名もない都会の保育所で、保母として活躍したと言う事実に、万理子の思想と、人間哲学を見るのである。
万理子は、幼い子供達から、何を見、何を学び、何を覚知したのか。
語ってくれる日がくるかもしれない。
美しき魔性の女、それは貴女だ。
大学の構内に流れる、学生達が合奏する妙なる調べ。
音楽に国境はない。
そして音楽の調べは、人の心を移す鏡のようである。
万理子達が、活躍する時代は近いと、そう歌っているようでもある。

それから、少し時は流れて・・・。
ピアノ、あなたはピアノ。
永遠から永遠へと続く、生命のリズムの中で、魂も又、永遠から永遠へ、さらに永遠へと、旅をするのでしょうか。
安田万理子、万理子はピアノをたたき、そして歌う。
「愛、愛すれば、心は流離う、愛、愛すれば、あなたを求め、あなたを訪ね、あなたのいない夜に泣く」
万理子は、大学の構内にいた。誰もいない一室で、ただただ、ピアノをたたいていた。
ベートーベンよ、チャイコフスキーよ、あなた達は、何を求め、何を訪ね、何を覚知するために、ビアノをたたき続けたのか。万理子の思索は続く。
万理子の目から溢れ出る涙。ピアノよ、万理子を泣かせないで、万理子を泣かせないで。
歌も又、旅人、人生の讃歌、愛の讃歌、魂の讃歌を高らかに歌いあげる為に、旅をする。
一月二十二日、理事長選出、選挙。
花は、シンピジウム、花言葉は、深窓の麗人。
音楽文化の発展の為に、万理子は戦い続ける。
スポンサーサイト

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

白浜 砂夫

Author:白浜 砂夫
どうも ”しらはますなお” です。

岐阜県大垣市在住
昭和24年1月11日生まれ
67歳
B型

好きな歌人は、女性では与謝野晶子、男性では、島崎藤村、石川啄木です。詩や和歌や小説を書き始めて20年あまりになります。鹿鳴館を舞台にした小説を書いております。63歳にして一念発起してパソコンを始めました。ブログにも初挑戦です。

最新出版物
白浜砂夫の電子書籍




ランキング
投票お願いします。
にほんブログ村 ポエムブログへ


人気ブログランキングへ



ブログランキング

ブログ王

アクセスランキング
[ジャンルランキング]
学問・文化・芸術
9641位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
小説・詩
238位
アクセスランキングを見る>>
砂夫ちゃんカウンター
最新記事
カテゴリ
月別アーカイブ
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

検索フォーム
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。