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短編小説・女相場師・五条愛子

短編小説・女相場師・五条愛子

愛と憎しみを越えて、女相場師は誕生した。
(その一)アジアの中のスイスは、死んだのか?
時代の流れは、余りにもはやく、激動は激動を呼び、静寂を知らない。
朝鮮動乱の発生から、二年後、この二年間の間に、
軍備を棄てた(アジアの中のスイス)日本は、再軍備必死の態勢を、いつしかふみ固めてしまっていた。動乱から三ヶ月後、改進党のトップ、前首相、芦田均氏は、国会で、吉田首相と再軍備論争を行った。ここに日本の再軍備論のスタートをきったのである。
「株式市場は、如何動きますかねえ」
「うーん、相場も政治の動きを避けて通れない」
地場証券、大川証券にたむろする、二人の客。大川証券は、大川裕一郎が一代で築きあげた会社である。
場立ちの、手の動きが多すぎる、ふと立ち寄った、五条愛子。愛子は呟く
「相場は動きだしたのだ」
場立ちに聞えたのか、
「買い場だね、ここは」
と、五条愛子にウインクする。株を買えと言っているのと同じだ。
相場師は、激動を好む、一般の客とは違う。激しい上下の動きの中に、巨万の富への道があることを知り尽くしているからだ。
五条愛子に、何があったのか、何故この街に来たのか、誰も知らない。
ここに、愛と憎しみを越えて、女相場師は誕生した。
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プロフィール

白浜 砂夫

Author:白浜 砂夫
どうも ”しらはますなお” です。

岐阜県大垣市在住
昭和24年1月11日生まれ
67歳
B型

好きな歌人は、女性では与謝野晶子、男性では、島崎藤村、石川啄木です。詩や和歌や小説を書き始めて20年あまりになります。鹿鳴館を舞台にした小説を書いております。63歳にして一念発起してパソコンを始めました。ブログにも初挑戦です。

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