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短編小説・(大垣市)水門川6

短編小説・(大垣市)水門川6



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北原歌子、あなたは心の中に、何を沈めていたの?
助手席から見る、長閑な田園風景
早乙女に、過去の自身を見付けても、将来の自分を見付けることはなかった。
この人と一緒に生きていきたい。いつの頃からか、思いを募らせていったのである
とある日曜日。
場所は、いつもの乗合茶房での昼食の時間であった。
メニューといえば、八宝菜と酢豚の中華定食を注文した。
「歌子さん」
歌子は直ぐに返事した。
「歌、高校三年生を、中学三年生と置き換えて合唱したことがあるんだ」
「ホー、いつのことなの」
「中学三年生の時だ」
「中学三年生の時にねえ」
興味を示す歌子
「そうだ、その頃からヒットした歌だ」
「その歌を、いつ歌ったの」
「卒業式の前日、最後のクラス会だ」
^紅い夕日が校舎をそめて。楡の木陰に^
歌ってみる孝夫。歌子は黙って聞いていた。
「杉原豊先生っていうんだけれども、クラス会の時に、急に歌いだしたんだ」
「まあ、それで」
「僕はビックリしたよ、初めて聞く歌でもあったから
「そうでしょうねえ。舟木一夫のデビュー曲だから」
「後から知ったんだよ、この歌手の名前を」
「それで、合唱になったのは」
「豊先生は、一曲歌ったあと、中学三年生と変えて、皆で歌おうと言いだしたんだよ」
「キット若い先生ね」
「先生になって二年目だ」
「それで合唱となったの?」
「歌った。それが不思議と、心は一つになっていたね」
「合唱の良いところがでていたのねえ」
うなずく孝夫。
「それで先生のことをどう思ったの」
「うん、そうねえ、少年の心を抱いているというか、ロマンティストというか、、、豊先生を、夢に生きる人というんだろうねえ」
歌子は、何でも語ってくれる孝夫が好きだ、
「俺、そんな、豊先生が、一遍に好きになってしまったよ」
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プロフィール

白浜 砂夫

Author:白浜 砂夫
どうも ”しらはますなお” です。

岐阜県大垣市在住
昭和24年1月11日生まれ
67歳
B型

好きな歌人は、女性では与謝野晶子、男性では、島崎藤村、石川啄木です。詩や和歌や小説を書き始めて20年あまりになります。鹿鳴館を舞台にした小説を書いております。63歳にして一念発起してパソコンを始めました。ブログにも初挑戦です。

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