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随筆・孤舟

随筆・孤舟

全国の私のフアンの皆様??お元気でしたか、ご無沙汰してもうしわけありません。
今回は、平成九年七月一日作を、掲載させていただきます。
季節は夏、喫茶店通いもいつのまにか、板についてしまった私です。
この店のママさん、あの店のママさんに、大変可愛がられて、何かしら、胸が切なくなる、そんな毎日を送ってまいりました。ママさん達は、私をいじめて、喜んでいる、悪い悪い人なんです。
そうそう、私が以前、執筆したママさん、喫茶店を開店されてから、六ヶ月の間、大変頑張ってきたのですが、病気、手足のしびれ、痛みにより、再びの長期療養を余儀なくされてしまったのです。よくぞ、復活されましたと褒めたのもつかの間のことです。
ママさんの店には、ママの知人との関係で、足しげく通ってまいりました。
ホットコーヒーを飲みながら、話をお聞きしたときは、
「残念とだけしか言えませんでした」
「御免なさい、私は負けてしまったのです」
と言う、ママさんの顔は、恐ろしいというのか、凄みのある顔でした。でも、変に言い訳しないサッパリとした言上に、ママさんの良さを見たようなおもいがしました。
「再起をめざして、又頑張ってください」
としか言えない私と、私の言葉は、何と味気ないものだったことでしょうねえ。
きっとつまらない私、そんな私を許してほしい。サヨウナラ、サヨウナラ、もう会えなくなってしまうのですね。
どうも、私の流離いの旅は、まだまだ続くのだ、と暗示しているようで、自身の胸も締め付けられたのです。
私の人生、それは、いつまでもいつまでも歌い続けていただける、後世に残る名歌詞を作りたいと、思い患ってまいりました。最後の仕事も、そうでありたいと思い詰めた日々の中で。そして、痩せる身と、まるでひとりの小舟が彷徨っている様を、偲ぶにつけ、涙が溢れて仕方がないのです。
求めても叶わない唯一人の、憧れの貴女、そう、唯一人の貴女でいいのです。それさえも得られない私の人生は、帰るべき港を持たない、孤舟のようです。
平成九年七月一日、徒然に書く。
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プロフィール

白浜 砂夫

Author:白浜 砂夫
どうも ”しらはますなお” です。

岐阜県大垣市在住
昭和24年1月11日生まれ
67歳
B型

好きな歌人は、女性では与謝野晶子、男性では、島崎藤村、石川啄木です。詩や和歌や小説を書き始めて20年あまりになります。鹿鳴館を舞台にした小説を書いております。63歳にして一念発起してパソコンを始めました。ブログにも初挑戦です。

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