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随筆・高山の女達に贈る

随筆・高山の女達に贈る

平成五年三月十五日・新聞広告紙の裏面に書いた随筆

「奥飛騨にも、春が来ましたね。春がここにも。ホラ」
こんな言葉で、春を迎えた喜びを、私が笑顔が毀れんばかりに言ったら、
「奥飛騨の冬も、とっても良いものなんですよ」
と言った後、自らに頷くように
「雪の降る朝市、赤い中橋、陣屋、そして風情のある街並みがあって、それは、とっても良い所だと思います」
こう語ってくれた女。貴女もやっぱり高山の女なんですね。私は、高山が好きです。特に春、秋の高山は、大好きです。けれども、冬の高山は好きにはなれません。好きにはなれない私なんです。でも高山は、私の第二、第三の故郷なんです。そして私に、恋しさと、刹那さと、悲しみを抱かせる町なのです。
会社の営業で、初めて秋の高山祭りに、訪れて以来、高山が大好きになりました。
「飲む程に、心に沁みる暖かさ」
こんな言葉も飛び出してくるのです。酒店の前を行き交う旅人に、酒を売る女主人から、一口、二口いただく私。楽しい一日を過ごしました。あれから、高山へは、ドライブで行ったこともあるのです。愛と別離の悲しみを流す町。印刷所から配達の仕事を請け負うようになってからは、何度か訪れました。
川筋をうねって走る国道四十一号。どこまでも続く道。飛騨川の水の流れは、何時も満々としていて、それでいて青青しい。いつも寂しさを抱いている私の心を慰めてくれるのだ。
菓子工場に辿りつけば、いつも待っているのは、暖かな言葉と、美しい女達です。
高山の女達の言葉は、物静かで、優しさがあるのです。又、皆さんも、きっと気がつかれると思いますが、肌がとっても白いのです。そして他には例みない、厳しい冬を、逞しく生き抜いている、強さをもつているのです。
そういう貴女達こそ、春を迎えるのに、相応しい人達なのではないでしょうか。
〔春を愛する人達〕とは、貴女達の為にあって良い言葉だと思えてならないのです。
私は、そんな貴女達が、大好きでならないのです。
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プロフィール

白浜 砂夫

Author:白浜 砂夫
どうも ”しらはますなお” です。

岐阜県大垣市在住
昭和24年1月11日生まれ
67歳
B型

好きな歌人は、女性では与謝野晶子、男性では、島崎藤村、石川啄木です。詩や和歌や小説を書き始めて20年あまりになります。鹿鳴館を舞台にした小説を書いております。63歳にして一念発起してパソコンを始めました。ブログにも初挑戦です。

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