スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

未来短編小説・左大臣様はミュージックがお好き12(了)

未来短編小説・左大臣様はミュージックがお好き12(了)


                                未来短編小説・左大臣様はミュージックがお好き1


                                未来短編小説・左大臣様はミュージックがお好き2


                                未来短編小説・左大臣様はミュージックがお好き3


                                未来短編小説・左大臣様はミュージックがお好き4


                                未来短編小説・左大臣様はミュージックがお好き5


                                未来短編小説・左大臣様はミュージックがお好き6


                                未来短編小説・左大臣様はミュージックがお好き7


                                未来短編小説・左大臣様はミュージックがお好き8


                                未来短編小説・左大臣様はミュージックがお好き9


                                未来短編小説・左大臣様はミュージックがお好き10


                                未来短編小説・左大臣様はミュージックがお好き11



さて、このバーチャル首脳会議で、どのような決議なされたのであるうか。
会議は燃えていたか?踊っていたか?オールマンリバー議長より提案された、論文形式の議案に対して、賛成が過半数を占め、議案は成立したのである。その外、条件つき賛成が四割を占めたのである。
「反対票が一票もなかったと言う事は、すごい結果です」
と投票結果を読み上げるネルソン夫人秘書官長。驚きを隠せない。
「これは、歴史に残る会議になるだろう」
と言って椅子より立ち上がってしまった、ブラジル国のサンバの太政官。
議長は立ち上がった。
「ついに、新しい歴史の幕は切って落とされた」
議長の雄叫び。
「ヒューマニ・人間讃歌の歴史を開こう」
と言ってシャンソンの太政官も立ち上った。
後の言葉が続かないでいる。
この様子を見ていた高級女官、裏方役として適切な判断であったのであろうか?ミージックスタートのボタンを押してしまったのである。かくして歓声はミュージックに乗って流れて行ったのである。
ある国では密やかに、ある国では静寂の中で、それでいて世界の隅々にまで広がって行ったのである。やがて、この歌が、大地球連合の本部歌となって行くのである。

陽射しの暖かい午後の事。
まるで、音楽で言う所の『響き、余韻』を楽しむ語らいの場所と、ふさわしい人達がいたのである。
「左大臣様の心の内にある、見果てぬ夢とは?」
と高級女官。
「見果てぬ夢。ああ、憧れかも」
と中川の局。
「夢があるから、生き抜いてこられたの?」
と高級女官。
「夢に酔いしれてしまう所があるから。ま、それも可愛らしいけれども」
と中川の局。
「まるで、歌曲のなかでもリードに似ている」
と富山の局。
「リードって、孤独な主役と語るべきか、偉大なる歌手?と語るべきなの」
と高級女官、中川の局。
「それは、戯曲の、すばらしい演劇にも似ている」
と富山の局。
「まあ、左大臣様を持ち上げたりして」
と高級女官。
「良きミュージシャンは、演劇の主役にもなれるかもしれませんはね」
と富山の局。
「少し話題は変わるけれど、シルクロードは音楽の道でもあった?と聞いた事がありますが」
と高級女官。
「勉強不足で申し訳ないが、雅楽『平安音楽』の元は、唐樂であり、その元は、シルクロードの発地にあったのは確かです」
と左大臣様。
「正に、千年を越える悠久の流れ」
と言ってため息をつく高級女官。
「悠久を遥かに越える永遠。億年単位の永遠を、永遠から永遠へと流れるリズムに乗せて生命は存在続けて来たのである」
と左大臣様。
「その、ダイナミックな流れに乗って進化し続けると言う事でもある」
と富山の局。
一同うなずく。




(了)
スポンサーサイト

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

白浜 砂夫

Author:白浜 砂夫
どうも ”しらはますなお” です。

岐阜県大垣市在住
昭和24年1月11日生まれ
67歳
B型

好きな歌人は、女性では与謝野晶子、男性では、島崎藤村、石川啄木です。詩や和歌や小説を書き始めて20年あまりになります。鹿鳴館を舞台にした小説を書いております。63歳にして一念発起してパソコンを始めました。ブログにも初挑戦です。

最新出版物
白浜砂夫の電子書籍




ランキング
投票お願いします。
にほんブログ村 ポエムブログへ


人気ブログランキングへ



ブログランキング

ブログ王

アクセスランキング
[ジャンルランキング]
学問・文化・芸術
3721位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
小説・詩
86位
アクセスランキングを見る>>
砂夫ちゃんカウンター
最新記事
カテゴリ
月別アーカイブ
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

検索フォーム
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。