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詩・序曲

詩・序曲

別離、それは
次に、巡る会う人の
為にある、運命

別離、それは
次に、巡る会う人の
為に作る、序曲

人は、巡り合う人によって
生まれ変わるのです
それは又、別れた人に対する
思いやりでもあるのです



平成五年十月十六日・作
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テーマ :
ジャンル : 小説・文学

tag : 別離 運命 序曲

短編小説・鹿鳴館の舞踏会・第三楽章『展開提示』2

短編小説・鹿鳴館の舞踏会・第三楽章『展開提示』2


        短編小説・鹿鳴館の舞踏会・序曲
        短編小説・鹿鳴館の舞踏会・第一楽章『問題提示』1
        短編小説・鹿鳴館の舞踏会・第一楽章『問題提示』2
        短編小説・鹿鳴館の舞踏会・第二楽章『主題提示』1
        短編小説・鹿鳴館の舞踏会・第二楽章『主題提示』2
        短編小説・鹿鳴館の舞踏会・第三楽章『展開提示』1


2016年(平成28年)正月二日。
彼、喜一郎は、自宅の書斎に在った。
彼の心の中に、仄かに見えてくる灯。
その灯が、世界に新しい時代を連れてくるように思えてならないのだ。
21世紀を、女性の世紀、生命の賛歌の世紀と語る有識者もいる。
喜一郎には、彼なりの宿命があり、鹿鳴館にも宿命がある。
外交の主戦場として、結果を出して来た歴史がある。
また、その裏で、国境という垣根を越えて、友情と友情が、家族ぐるみの付き合いとなったことも語り伝えられている。
その中で、ロマンスが生まれては消えていったことは責めるべきものではないだろう。
それが、鹿鳴館の宿命なのだから。
さて、若かりし明治帝の和歌は、英訳、独訳されて、広く世界に紹介されている。
中でも、四海兄弟の和歌は、アメリカ合衆国第26代大統領ルーズベルトの感ずるところとなり、日露仲裁談判は、これが為、大いに効果を生じたる例さえある。
ルーズベルト大統領は、1901年より二期務め日露戦争の講和を斡旋、モロッコ問題も解決している。
新しい時代も、また、対話と寛容を求めて止まないのだろう。
女性の持つ生命への慈しみ、尊厳。
人間の持つ魂の賛歌。
永遠を高らかに詠い上げる哲学者の続出は、21世紀は女性の世紀、生命の賛歌の世紀と語る有識者は当を得ていると言うべきであろう。
世界に新しい時代は始まっているのだ。

テーマ : 自作連載小説
ジャンル : 小説・文学

tag : 鹿鳴館 明治

短編小説・鹿鳴館の舞踏会・第三楽章『展開提示』1

短編小説・鹿鳴館の舞踏会・第三楽章『展開提示』1


        短編小説・鹿鳴館の舞踏会・序曲
        短編小説・鹿鳴館の舞踏会・第一楽章『問題提示』1
        短編小説・鹿鳴館の舞踏会・第一楽章『問題提示』2
        短編小説・鹿鳴館の舞踏会・第二楽章『主題提示』1
        短編小説・鹿鳴館の舞踏会・第二楽章『主題提示』2


さて、話題を少し前に戻そう。
期日といえば、2015年、昨年の11月中旬のとある日のことである。
場所ほといえば、滋賀の湖(うみ)・琵琶湖岸に近い長浜市街の喫茶店。
八幡町から中山町の間にある『喫茶・鹿鳴館』である。
この町並みは、小京都、高山の町並みを思い出させる。
面影が愛おしいのである。
もちろん、喜一郎がこよなく愛し、幾度となく訪れ来た町であった。
この喫茶店、今様に名前を変えてしまってはいるが、来店の度に自身の歴史の一ぺージに、加えていったことは間違いない。
「喜一郎さん、お久しぶりです」
と、遅れて来た中山壮一郎が言葉を掛ける。
「いやー、お元気で何よりです」
と、言葉を返し、着席を促す。
この中山総一郎と、最初に会った日は、一詩歌人として作詩・作歌に各地を回っていた頃のことである。
その日の朝、二人は各々の旅館を出て、朝妻の湖岸で知り合ったのである。
二人の会話は弾んで、どちらから言うわけでもなく喫茶店にでも入りましょうか、ということになったのである。
「コーヒーはホット、二つ」
と、ウエイトレスに言う喜一郎。
壮一郎は頭を下げて頷ずいた。
話は弾んだ。
一時間半は、あっという間に過ぎてしまっていた。
壮一郎が語る言葉のなかで、深く心の中に刺さった言葉は、
「ヨーロッパでは、文化人と言われることが最大の勲章であり、宗教の自由を認識している者を一流の文化人と言うのである。それを聞いてからは、一流の文化人と言われるようになりたい」
という言葉であった。
それからは、誰彼ともなく、この話を語るようになっていった喜一郎であった。
二人は、この日を初めとして、年に二度ほどは会っていった。
それは、彼、壮一郎が、ある有名大学の専任講師になるまで続いた。
明治45年7月30日、明治天皇、崩御。
東京朝日新聞は、駿河台のニコライ会堂のセルギー司教へ取材に訪れるのである。
セルギー司教は語る。
「宗教の自由を許し、日本固有の国教とも違うことなく、対せられた先帝こそ、日本のみならず、世界に類なき名君であられたと思います」
亡くなられていたニコライ司教も、常々、感謝の意を述べておられたのであるから、思いは同じであったのであろう。
時代を超えて今、そして未来にまで続いていく、魂の賛歌の夜明けがきたというべきであろう。

テーマ : 自作連載小説
ジャンル : 小説・文学

プロフィール

白浜 砂夫

Author:白浜 砂夫
どうも ”しらはますなお” です。

岐阜県大垣市在住
昭和24年1月11日生まれ
67歳
B型

好きな歌人は、女性では与謝野晶子、男性では、島崎藤村、石川啄木です。詩や和歌や小説を書き始めて20年あまりになります。鹿鳴館を舞台にした小説を書いております。63歳にして一念発起してパソコンを始めました。ブログにも初挑戦です。

最新出版物
白浜砂夫の電子書籍




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